精神的に疲れすぎてぐっすり眠れないようですか?あるいは、いくら寝ても眠く、日中もだらけてしまい、よい睡眠が取れていないと感じるでしょうか?そんな方は、いわゆる睡眠負債が溜まっているか、安眠できない理由が潜在的にあるのかもしれません。
このヒプノティック睡眠、宇宙編では、普段生活している地球を離れて、潜在意識のイメージの中で、宇宙空間に眠りの源泉を求めていきます。ヒプノシス、催眠の手法により、眠りに入りやすくするための自己暗示を使って、自然に、安全に、心や魂の疲れを取り、眠りをチャージしていきます。もし世俗のストレス、不安や心配を自覚しているようなら、それらも手放していきましょう。
人は眠っている間は「肉体を離れて」います。そう聞くと信じられなかったりギョッとするかもしれません。物理的にはベッドや布団などに身体はあります。私たちの意識はいくつものレベルがあり、例えるなら地層などのように段階があります。個人差があり、そのレベルや層によって意識の違いが明確なタイプもいれば、曖昧で混ざり合っているタイプもいます。ただ大きく分けると、顕在意識という自分で意識していることを自覚する意識レベルの層と、意識していることを自覚できない潜在意識の意識レベルの層があります。顕在意識と潜在意識という言葉は、特に後者は一般的にかなり浸透しているかと思います。
「肉体を離れて」いるという表現のときは、潜在意識が優位です。かなり想像的で自由がききます。だから、私たちは寝ている間に夢を見ます。想像的でイマージネーション豊かです。しかし、日中のストレスや負荷が高いと、潜在意識も影響をうけて想像的で自由な夢の世界を表現したり自己解放することが難しくなります。すると肉体も精神的にも十分に休まることができず、いわゆる睡眠負債が蓄積していきます。
ヒプノティック睡眠では、はじめに身体の力を抜き、呼吸というエネルギーを身体に通して、リラックスを促します。数をカウントダウンする手法はとても簡単でありながら顕在意識から潜在意識に移行しやすいやり方です。「眠りの扉」を開けて、精神を自由に解放する眠りへと誘います。
後半の10分間は宇宙空間を連想するようなサウンドです。もし、布団やベッドの中で体験をはじめるなら、前半の誘導部分で眠ってしまうかもしれません。それでも、身体は無意識に(潜在意識レベル)聴いて、「あなたにとって」必要な体験を進めていきます。安心して眠りに入ってしまいましょう。
しばらくヒプノティック睡眠の習慣を続けて、これまでの睡眠の質や日中の心持ちやパフォーマンスの違いを比べてみてください。